Archive for 5月, 2011


鬱陶しい雨催いの隙間のついついの晴れ。すかさず映画館へ出掛けた。『プリンセス・トヨトミ』を観た。

原作は知らんし、映画情報も予告編以外は目にしとらん。気分でひょいと入った。

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退屈せんかった。面白かった。笑えた。少々説教臭いとこもあったが、楽しめた。後味もたいそぉよい。大阪が舞台なのに関西お笑い系が全く出演しとらん妙なハズシが、また面白かった。

雨ざあざあ

少しの間雨降りと思ぉとったら、気象庁は「これは梅雨入りです」と言い出した。

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情けない話じゃが、湿気が続くとなると、腰やら膝やらがちぃとばかし軋む齢となった。

毎日やっとるストレッチと散歩、週2、3度のダンベル・トレーニングで、一頃ほどに致命的な崩れが起きることはない。1年半ほどのトレーニングで筋力はかなり蘇り、大分軋みをカバーしとるよぉじゃ。

が、肉体の節々が、湿気に対して不愉快な反応をしとることにゃぁ変わりはない。52歳の肉体は面倒臭い。

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こんな時節は、雨音を聞きながら本を捲る。いや、雨音を打ち消すよぉに音楽をかけながら本を捲る。

ここ最近は、西村賢太の本を続けて読んどる。作風からいくと、さらに体がキシキシいいそぉな話ばかりなんじゃが、何故だかわしにゃあ心地好えなぁ。

ラルゴ49日

朝から猫のティルクが騒がしい。餌は貰ぉとるはずじゃのに、傍に来てはニャゴニャゴ話しかけてくる。何か不満っちゅうわけでもないよぉじゃ。

普段は人間の食べ物にゃぁまるで興味を示さん猫じゃが、今朝はわしらの朝食のおかずの皿を嘗め回す。そんな挙動をするティルクはまだ子猫じゃった2年ほど前に見かけただけなんで、ちょっとびっくりした。
これ何かに似とるな思ぉたら、ラルゴそっくりなんじゃ。ラルゴはわしらの食事の時は自分の餌そっちのけで、わしらの傍に張り付いとった。わしらが食べ終えた皿をすぐさま嘗めよぉと、毎日毎日毎回毎回狙ぉとった。

今日のティルクにゃぁ、ラルゴが憑依しとるみたいじゃなぁ。

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犬に宗教も糞もないんじゃが、おっ死んだ日から49日目の今日、ラルゴの骨を白熊邸の庭に埋葬した。雨催いの寒い日じゃが、昨日掘っておいた穴に骨を撒く時刻だけ、雨がやんだ。

中性脂肪

市と県が実施する健康診断を、毎年受けとる。毎年、メタボ予備軍との診断が下るが、概ね健康。血糖も血圧も良好。若干拙いんは中性脂肪っちゅう奴で、例年、数値が高めと指摘されとった。

んじゃが、3年前から食事と運動に注意して、ここ2年は数値を落としとった。さらにここ1年は喫煙せんし、ダンベル筋トレなんぞもはじめたんで、今回の中性脂肪の診断結果は楽しみにしとったくらいのもんじゃ。

ところが無情にも、今年の診断結果は相当高い数値。これじゃああんまし注意しとらんかった4年前に逆戻りじゃなぁか。ちぃとがっかし・・・。

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運動したら中性脂肪値が下がるっちゅう説は、誰にでも当てはまるわけじゃぁなさそぉじゃのぉ。

バレエが好きとか、実はバレリーナになりたかったとか、そんな訳ぁない。音楽『白鳥の湖』は大好きじゃけどがね。

ブラック・スワン
映画館の客層がいつもと違う。男だけ料金割引のメンズ・デーのはずなんじゃが、客席は女性、それも熟年の、はっきり言うて婆さんばっかで埋まっとった。
女性方が好むよぉなロマン溢れるバレエ映画ではないはずじゃが・・・と、ひょいと入った風介耕介は少しばかり不安になる。乙女チックなラブロマンスなんぞ興味ないんじゃけどのぉ~・・・。

風介耕介の勘違いじゃなかったわい。『ブラック・スワン』はバレエ映画には違いないが、ラブロマンスではなかった。サイコで異様などろどろした物語じゃったよ。怖い怖い映画じゃったよ。愉しかった言うんは何じゃが、たいそぉ面白かった。

あんましにも怨念に満ちたドロ暗い映画じゃったせいか、男性客は途中で席を立つモンがちらほら。ところが、女性陣は誰一人途中退場者はなし。婆さん連中はこんなんが好きなんじゃなぁ。この現実の方が映画より怖いかも知らんね。

白熊邸近所のツツジが咲いとった。この辺りは山奥。この辺のツツジが満開っちゅうことは、下界はもぉ散りよるじゃろなぁ。散り果てる前に観に行っとこぉか。

と出掛けたんは、またまた音戸の瀬戸第二音戸大橋じゃ花見じゃと、最近はここばっか出掛けとるが、ここはツツジの名所でもあるんで、またまたここじゃ(苦笑)。

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3分の1くらいは散っとった。ぎりぎり花を拝めたっちゅうとこじゃ。

 

 

音戸大橋と第二音戸大橋の両方を望める場所・・・つまるとこ、音戸の瀬戸そのもののたもとへ。バスの切替し場所になっとるちょっとした空き地。

その空き地に紫色のアンティークなスポーツカーが停まっとった。何ぞドラマのロケでもあったんかいのぉ・・・と思ぉて、橋そっちのけで眺めとった。

助手席には派手なピンクのスカーフに、でっかいサングラスをかけた女性。昔懐かしの青春映画に出てくる浅丘ルリ子ばりのファッションじゃなぁ。こりゃ、やっぱし、昭和40年代くらいが舞台のドラマのロケじゃろぉ。

瀬戸に大型のフェリーが近づいてきた。耕介はカメラを手に、防波堤の方へ撮りに行く。と、スポーツカーの運転席から、カメラ片手に男が出てきた。白いコットンパンツに、体にピッタリの黄色いポロシャツ姿。うっ・・・石原裕次郎もどきか・・・。

狭い瀬戸を波を蹴立ててごんごん言わせて通過してゆくフェリーの撮影が済むと、小柄な男はひょこひょこと駆けて戻ってきた。ひょこひょこ・・・??? うっ・・・これは、いい歳こいた爺さん。では、助手席の浅丘ルリ子は・・・??? うっ・・・・やはり婆さんじゃった。

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昭和舞台の青春ドラマのロケじゃのぉて、このカップルは素人さんじゃった。車も自前。周囲を圧倒する素晴らしゅうに雰囲気のあるお人らじゃった。

言うても周囲のギャラリーは、わしと耕介と、髭面の観光自転車野郎の3人だけじゃったがのぉ。

余談じゃが、帰宅してNintendo3DSを開いてみると、髭面の観光自転車野郎そっくりのMiiが来とったわい。