Archive for 8月, 2014


風介の相方、耕介は猫好き。んじゃ、こうゆう展覧会はどぉかのぉ・・・と。

20140823_Mirikitani

広島高速道路とやらに乗って廿日市美術ギャラリーへ。

展覧会のポスターにあるボールペン画の猫の絵は、何とのぉに知っとった。ネットかテレビで見たことがあったんかもしれん。んじゃが、作者のミリキタニ氏が日系人の三力谷とは知らず、太平洋戦争中に収容所で苦労した人とも知らず、この猫絵がホームレスしながら描かれたことも知らなんだ。

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今日は『ミリキタニの猫』っちゅうドキュメンタリ映画の上映もあって、展示されとるミリキタニ氏の絵の背景がよぉわかるよぉになっとった。

ただただ猫が可愛い・・・だけの画家さんじゃなかったのぉ。

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串山ロケット

海でも眺めに行くか。倉橋島の桂が浜へ。

生憎の曇りで、海は鉛色の不穏な景色。盆なんで海水浴客も多く、たいそぉ賑やか。ラップだかヒップホップだかがガンガン流れるレストランが建っとって、何やらがちゃがちゃしとる。以前は無料じゃったはずが有料の駐車場に変わっとる。

落ち着かんので、海辺は退散し桂浜神社へ。

多くの海水浴客や観光客は、この神社には興味ないらしい。全く人気がない。風介耕介は、境内の案内板などをじっくり読みながら、よぉやくのんびりした気分に浸ることができた。

落ち着かん桂浜は物足りんかったんで、もぉちぃと海を見とこぉと、アレイからすこじまへ。わし風介の餓鬼の時分は、そんな舌の絡まりそぉな名称はついとらんかったよ。見た目通りに「潜水艦桟橋」と呼ばれとった。

古くは海軍、現在は海上自衛隊の艦船が見られる場所。今日も、観光客がよぉけおった。カメラ片手に独りで来とる若い衆をたくさん見掛けた。男の子が軍艦好きなんは、昔も、わしの餓鬼時代も、ほいで今も、全然変わっとらんね。

アレイからすこじまの駐車場は、串山公園の麓。今を去ること40数年前、わしはこの辺の子でのぉ。串山は遊び場じゃったんよ。あちこちに戦時中の壕があって、その悉くが、餓鬼時分のわしらの陣地やら秘密基地になっとった。

串山周辺を歩いてみた。壕はたいそぉ頑丈なコンクリート製なんで、今もわしの餓鬼時分そのままじゃ。全部残っとった。残念ながら入口はすべて埋められ、潰されとる。頑丈な柵で囲まれて、入口に近づくことすらできん壕もあった.

串山山頂の公園に入ったとき、胸がズキッとなる光景が。ほいで、ちぃとばかし呼吸が止まった。わし55歳じゃよなぁ??? 今、西暦2014年じゃよのぉ???

古めかしいデザインのロケット型遊具・・・。びっくりした。餓鬼の頃遊んだものそのままじゃ! 昭和40年前後そのまんまじゃないかぁ???

若ぉはない歳と小柄じゃぁない体を忘れて、思わずロケットの中に突入。大人にゃぁきつい内部を、体をくねらせくねらせ、最上段へ。多少改造された箇所はあったが、餓鬼の頃のあの手触りじゃった。あの鉄の匂いがした。最上段から見下ろした風景はほとんど昭和の、あのまんまじゃった。

このロケット、あの頃のものなんかなぁ? じゃとしたら、偉い頑丈な遊具じゃなぁ・・・。

はしゃぐわしを見て、耕介も遊具の中へ。男ふたりが遊具の中で詰まってしまうんも格好悪いけん、まずは、わしが出てからのぉ。

見晴らしええじゃろ、耕介?

深山の滝

普段は水量が少のぉて見栄えのせん滝じゃが、台風のあとはじゃばじゃば流れる豪勢な滝に変身する。それを期待して、深山の滝へ。

風介耕介と同しよぉな期待を抱いとるお人らが、今日はよぉけ集まっとった。山歩きの年配夫婦、老人会の集団、施設のお子さんらの一団、おまけに水着姿の若衆のグループ。

特別な名所っちゅうわけでもないんで、普段、こんなに人が集まる滝じゃぁない。みんな静かに、水量の増した滝を眺めとった。みんな静かに、流水の音を聴いとった。地蔵菩薩さんも静かに、滝の傍に佇んどったよ。

昼は大雨で、夕刻もかなり降っとる。が、イヴェント案内には「雨天中止」とは記されとらん。「荒天中止」とあるだけ。わらわら降っとるが、これは「荒天」じゃないわなぁ。

と、ええよぉに解釈して、呉海上花火大会へ出掛けた。

風介耕介が毎年陣取るんは、花火直下の埠頭。ここへは駐車場から1キロほど歩かんならん。ざーざー降りの雨の中、この距離は辛い。今回は、駐車場から屋内通路経由で行ける、ショッピングモールの屋上から見物することにした。

雨は、ざーざー降りから土砂降りになった。屋上のわしら見物客はずぶ濡れ。それでも根性の花火は上がった。中止にならず、ぽんぽん上がった。土砂降りは「荒天」ではない、っちゅうことか。

ぽんぽん? 去年までは花火直下で、どぱーん、ぼかーん、ずぽーん、っちゅう腹に来る音を聞いとった。1.5キロ離れたビルの屋上からの今年の花火の音は、随分と物足らん。屋上の防護柵と人混みの傘に遮られて、海面すれすれで爆発する肝心の水中花火も、ひとつも見れんかった。